10年ほど前に大病を患ってから食の大切さに気づき、本業のかたわら自然栽培の農業を始めました。
農薬や化学肥料を一切使わない農業では収量が少なくなりがちで、「大規模化」が難しいという弱点があります。そのため、小さな農家さんが手作業で虫を取ったりと、一生懸命頑張って栽培されているケースがよく見られます。
そんな農家さんが丹精込めたオーガニック野菜を市民とつなげてくれる福岡オーガニックマルシェはすばらしい活動です。未来の子どもたちのために、これからも応援しています。
池田浩行
社会福祉法人 未来クリエイト 理事長・糸島自然栽培農学校 校長
障がい者福祉施設などを経営するなかで、いち早く「農福連携」に取り組み、法制化に携わる。
2021年から糸島市にて月1回、広く市民向けに「糸島自然栽培農学校」を開講している。